小1息子の失敗を見守る、親側の忍耐が必要だ
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忘れ物をしてしまう息子に「忘れ物をしたら大変だったから、もう忘れ物をしたくない。どうすればいいのだろう?」と考えて欲しくて、学校の準備で不十分なところを見つけても黙って見守るようにしています。
ところが、気が付くと母親が注意しています。後で話してみると「あぁそうだった。忘れていた」と。僕も注意される側になることがあるので、お互い様なのですが、これでは息子が失敗から学ぼうとするきっかけを作ることができません。
なんで息子に失敗させようとしているのか?
息子が当事者にならないと、失敗の責任を親に押し付けるからです。「お父さん/お母さんが準備してくれないからだよ」と言うことが時々あるので、持ち物の準備は自分の責任では無いと息子は考えているようなのです。これでは僕たち親が「忘れ物しないように準備しようね」と声をかけても、自分でどうにかしようとしないわけです。
先ずは「学校の持ち物準備は自分の責任なんだ」と息子に感じて欲しいので、僕たち親は一切口出ししないように見守る段階にあるわけです。ところが、冒頭の通り、つい助っ人をしてしまって、親が持ち物準備の責任者になっている現状から抜け出せていません。
息子のためを思うなら、見てみぬふりを決め込んで、大人は学校の準備をしないと強く言い切らないといけない。なかなか忍耐が必要だなと僕は感じています。こんな気持ちになるのは解決方法を知っているからかもしれないですね。
どうすれば、口出ししなくて済むか?黙ってみていられるか?
目で見ない、息子が出来たと言ったらそれを信じ切る、この二点が出来れば良さそうだと思っています。
大人でも子どもでも、直接見ていない出来事に、とっさの反応をすることはできないですから、見えなくなるまで自分が離れてしまえばいいですね。我が家は賃貸アパートなので、部屋数が多くないので、トイレに籠る作戦が一番失敗しなさそうな気がしています。
次に、息子の言っていることを信じること、ですが、こちらはなかなか難しいと個人的に感じています。これまで、息子のミスをカバーするように、最終チェックをしてきたので、自然と「もしミスがあったら?」と考えて行動してしまうのです。
今のところ、いい考えは浮かんでおらず、息子に終わったのか?終わっていないのか?を聞かないように努めているだけです。持ち物準備を始めたら、トイレに籠り始め、もういいかなと思ったら出て、息子が準備以外のことをしていたら、あぁ準備を終えたんだなと納得する、それで終わりです。
今日の話をおさらいすると、
忘れ物が多い小学一年生の息子に「学校の持ち物準備は自分の責任である」と当事者意識を持ってもらうため、僕たち親は手助けしないように努めている最中で、助けないように努めるのは大変だと感じています。
じゃあ、どうするか?見えないところまで自分が移動し、適当なタイミングで戻る、息子が終わったそぶりを見せていれば、それを信じて、それ以上は何もしない、です。
まだ小さいからという気持ちと、もう小学一年生だからという気持ちがぶつかり合って、もどかしい気持ちでいっぱいですが、そこはどうにか堪えきって、息子の成長を見守っていきたいと思っています。

C/C++で組み込み系ソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。怪しげなデジタルガジェットが大好きです。