子どもたちの衝突に介入する?しない?
「子どもが公園で遊んでいるのを見守っていたら、よその子どもと何やらトラブルになっている。よその子の両親がすぐさま介入してきて、うちの子どもに親の居所を聞いている。こんな時、どう対応したらいいだろうか?」
僕は子ども同士がケンカになってもじっと見守るタイプなのですが、そうで無い親もいます。一体、どちらが子どもにとって、良い対応なのでしょうか?
僕が見守っている理由を紹介します。親が介入するべきかどうか迷ってしまうという方の参考になれば嬉しいです。
自分で問題を何とかするようにして欲しい
僕が積極的に介入しないのは、自分でどうにか解決できるようになって欲しいためです。
親はいつも傍にいるわけではありませんから、息子には自分の頭で考えて、それを行動にして欲しいと思っています。
人間同士のトラブルには様々な原因があるので、簡単には解決できないことがたくさんあります。息子には自分で考えた行動の結果から、そういうことを体験してもらいたいですね。
トラブルが起きる原因が分かってくる
子ども同士のトラブルを何度も経験することで、何故トラブルになるのかをなんとなく分かるようになって欲しいとも思っています。
自分勝手なことをしてしまう、他人への配慮をしない、お互いに歩み寄らない。
衝突を繰り返すうちに、これらがダメなんだなと感じて、徐々に社会性を身につけていって欲しいですね。
小さいうちに転ぶ経験をしなかったら
小さいうちから失敗を経験して、そこからどうすればいいのか、少しずつ学んで欲しいと書いてきました。親がすぐに介入して、小さいころにあまり失敗をしなかったらどうなるでしょうか?
問題が大きくなってしまいがちになる
どうしたらトラブルになりがちなのかを察することが上手く出来ないと、問題を大きくしてしまったり、早期に解決できなかったりするかもしれません。
自然体でいるだけなのに、何故か人に良く思われなかったり、争いになってしまう方を時々見かけますが、小さい頃に親が頻繁に干渉してくる環境だったということも考えられます。
他人に意見を求め続けてしまう
親がトラブルを解決してくれる経験が続くと、子どもは親に頼りきりになっていくことは簡単に想像できますよね。
子ども離れが上手く出来ていない親に育てられた子どもは、成人になっても自分で判断せず、親に、他人に任せようとします。
まとめ
子どもがトラブルに遭遇しても、すぐに助けに行かず、見守っている理由について紹介しました。
人間は失敗を繰り返しながら成長していく生き物だと思っているので、彼(息子)にはたくさんのトラブルや失敗を経験しつつ、自分の考えで行動してもらいたいと思っています。
考えたことを行動に移しても、上手く解決できないこともありますが、息子が自分で考えて行動できたことを褒めてあげようと思っています。
それではまた、ベタオシでした。

C/C++で組み込み系ソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。怪しげなデジタルガジェットが大好きです。