本当に苦くて効果がある。指しゃぶりがなかなか卒業できない息子と挑戦。
「子どもの指吸が気になる。自然と治るそうだが、本当に大丈夫だろうか?」
「幼児の指しゃぶりを止めさせる方法が知りたい」
「大人になっても爪を噛む癖がある。どうにか治したい」
こんな疑問、悩みのある方に向けた記事です。
赤ちゃんや幼児、小さい子どもの指吸(指しゃぶり)を気にしている親は少なくないですよね。世間では、指吸は一過性のものだから自然と治るから、無理に辞めさせなくてもよいとか、何か満たされないことが原因だから、そちらを対処した方がいいと言われています。
うちの息子も1歳ぐらいから指吸をするようになりました。3歳になった頃、そういえば、息子の指吸がずっと続いているなぁと気になり出しました。それからは色んな手を打って、息子に指吸を卒業してもらおうとしたのですが、どれもダメだった我が家のケースを紹介します。
また、赤ちゃんの誤飲防止としても使われている、強烈な苦味のあるネイル保護剤を試してみたら、みごと指吸を抑制できたので、こちらも紹介したいと思います。
この記事には次のことを書きました。
- 指吸を見守っていたが、自然とやめることはなかった息子の事例を紹介します
- 指吸を抑制することができたネイル保護剤を紹介します
指吸が自然にならなかった息子
赤ちゃんが指しゃぶりをするのは自然なことで、気にする必要はないですとか、何か精神的に満たされないことが原因であることも多いので、指しゃぶりを気にする前に、原因が何かを突き止めましょうとか、世の中で言われています。無理にやめさせようとしないで、見守ってあげて下さいということなのでしょう。
残念ながら、うちの六歳の息子の指吸は自然に止まりませんでした。
気になってばんそうこうを指に巻いたり、親が優しく指摘してあげたり、他にも色々と対策してみても止まりません。息子本人も止めたいと思っているのに、ついやってしまうと自信を無くし気味でした。
指吸が辞められるように早いうちから手を打った方がいいでしょう。見守っているうちに習慣になってしまうことを注意しなければならないと今は感じています。
大人になっても指吸をしている人はいない、必ず止まるから無理をさせない方がよいという考えも分かります。確かに、大人になって人前で指吸を続けている人は見当たりません。隠れてやっている人はいるかもしれませんが、制御出来ているわけですから、癖と上手く付き合えています。
ただし、人前で無ければついやってしまうという告白がありました。その人はかなり悩み苦しんでいるようでした。爪を見れば指吸をしているのが分かってしまうくらいだそうで、隠したくなる状態だそうです。
指吸は成長するにつれて自然に治る場合がほとんどですが、そうではない人も稀にいる様です。見守るだけでは十分と言えないのかもしれません。
タイミングの見極めが難しいですが、指吸が続いているなら、大人が介入して、やめさせる方向へ誘導した方がいい場合もあるのでしょう。
苦味の強いネイル保護剤を導入し様子をみる
指吸を止めるように仕向ける方法の一つとして、指にばんそうこうを貼ってあげる方法があります。息子が通っていた保育園の年配の先生から提案されました。
指吸初期の頃はこれで十分な効果があったのかもしれません。うちの息子はばんそうこうが貼ってあることに慣れてしまい、抑制効果はあまり続きませんでした。
ばんそうこうの他に有効な手は無いかと探すうちに、口に入れたくなくなる強い苦味のある、ネイル保護剤へたどり着きました。
この保護剤は赤ちゃんの誤飲防止用にも使われている苦味成分が入っている様です。もちろん、身体には無害なので、うっかり口に入れてしまっても大丈夫です、強烈な苦味が襲ってきますが。
息子にこの保護剤を使って指吸をしない時間を設けることを説明し、本人の理解が得られたところで爪にひと塗りし、二時間ほど頑張ってもらうようにしました。
事前に「すごく苦いからね」と説明してあったことと、実際に舐めたら物凄く苦かった様で、指吸をせずに二時間を経過することに何度も成功しています。
爪をよく洗えば保護剤が落ちることを説明しても、二時間の途中でズルして洗い落さないので、息子にとって、このやり方は合っている様です。徐々に時間を延ばし、指吸を卒業しようと考えています。
強烈な苦味がトラウマになるかもしれないと不安はありました。しかし、保育園の年長クラスの子どもであれば、指吸を卒業しようと挑戦していること、薬がとっても苦い事、良く洗えば薬は落とせることを理解してもらえます。それほど心配する必要は無いかもしれません。
ネイル保護剤の苦味成分は息子の指吸を抑制する効果が高いと分かりました。完全に卒業するまでは時間がかかりそうですが、挑戦を続けていきたいと思います。
苦味成分は大人が舐めてもかなり苦いと感じるくらい強烈ですが、子どもにしっかりと説明すれば理解してもらえるため、不安はありません。
ただし、寝ている時にこっそり塗布するような騙し討ちは避けた方がいいでしょう。知らずに舐めた時、とてもビックリするはずです。僕も指に保護剤がちょっとついてしまったことに気づかず、舐めてしまった時は軽いショックを受けましたから。
まとめ
指吸が自然にならなかった息子について、指吸を抑制することができたネイル保護剤について紹介しました。
指吸は自然に治らない場合もあるので、見守る期日を決めておくとよいかもしれません。
抑制効果の高いネイル保護剤は子どもによく説明して利用すれば、かなりの効果が期待できるので、アレコレ試したけれど、指吸が止められなかった場合におススメしたいです。

C/C++で組み込み系ソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。怪しげなデジタルガジェットが大好きです。