子どもが自分で体調不良を言えるための練習
- 「子どもが体調不良を訴えるようになるにはどうしたらいいのだろうか?」
- 「親から見ると明らかに様子が変だけど、子どもは何も言わない。大丈夫だろうか?」
どうも、ベタオシです。
子どもの体調不良を見て、どうして気づいてあげられなかったんだろう?と思ったことはないですか?僕はあります。さらに、子どもの方から具合が悪いと言ってくれたりしないだろうか?と勝手なことを考えたこともありました。
そんな僕が子どもと一緒に挑戦している、自分の体調を説明する練習を紹介します。色々と試行錯誤した結果、このやり方に落ち着きました。全ての家庭に通用するか分かりませんが、参考になればうれしく思います。
この記事には次のことを書きました。
- 子どもが自分の体調不良を説明できるように練習する方法
どうして子どもは体調不良を言えないのだろう?
息子が体調不良を自分で見つけられない理由について考えてみました。何故ここから始めるのか?と言うと、これが分からないと、次のアクションが見えてこないからです。
本当に辛くなって初めて自覚している
「子どもは自分の身体の調子を感じ取る力がまだ弱いのだろう」と考えました。本当に苦しい状態になってようやく気付いているのだろうと。
これは37度くらいの微熱が出ていても、普段と全く変わらない様子で遊んでいたことが度々あった経験からです。
痒いとか怠いとか微妙な表現ができない
次に考えたことは「子どもが知っている言葉の種類が少ないため、自分の状態を上手く表現できない」です。
息子がまだ3歳とか4歳の頃、蚊に刺されても痒いと言えず、ずっと刺されたところをかいていたり、熱が出て、寒気があったり身体が怠くても、ただ布団で横になっていたりしました。
これは自分がどんな状態なのかを説明する言葉を知らないからだろうと僕は思っています。
今の状態は言えるが、これまでと比較するのが苦手
最後に「昨日と今日で体調が違うことを説明できないから」があると考えました。
風邪をひき始めて鼻水が出るようになっても、息子はそれが今日から始まったのか、昨日も出ていたのか、覚えていません。言えるのは「今日は鼻水が出ていること」だけなんですね。
この経験から、昨日と今日で自分のどこが変わったのか上手く説明できないので、体調不良を自分で言えないのではないでしょうか。
昨日と違うこと、同じことを言えばいい
息子が自分の体調不良を言えない理由がなんとなく見えてきたので、後は親と一緒に練習をすればいいだけです。
今日は腕がかゆくなった
息子はアトピーがあるので、かゆみを抑えるために、朝と晩に保湿クリームを塗っています。これを塗るときに、今日のかゆい部分、昨日のかゆい部分の話をしています。
出来るだけ「昨日はXXXがかゆくて、今日はXXXがかゆい」と変化があったことを話してもらうようにしています。
たったこれだけのことですが、これまでの我が家では、アトピーが酷くなってかゆそうなところを親が見つけて、クリームを塗っていたので、息子にとっては大きな変化です。
足は今日もかゆい
保湿クリームを塗るときに、昨日と今日の違いを話すようになったので、昨日と今日で変わらないことも説明する練習を合わせてしています。
「今日もXXXがかゆい」と言うだけですが、本人の頭の中では、昨日の状態と今日の状態を照らし合わせてから、喋っているはずなので、昨日の自分の体調を覚える練習になっていると勝手に期待してます。
まとめ
子どもと一緒に取り組んでいる、自分の体調を説明する練習について紹介しました。
症状が酷くなる前に親が気づいてあげられるように頑張りたいですが、自分で体調管理が出来るようになるためのちょっとした練習として続けていくつもりです。
それではまた、ベタオシでした。

C/C++で組み込み系ソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。怪しげなデジタルガジェットが大好きです。