自分の気持ちをしっかりと口に出すトレーニング
どうも、ベタオシです。
- 「子どもには思っていることを正確に口に出せるようになって欲しい」
- 「コミュニケーション能力が高い子になって欲しい」
こんな気持ちを持って子育てに望んでいる方に、我が家でやっている、ちょっとしたコミュニケーションの練習方法を紹介します。
かなり奥手な六歳の息子が、自分がどう思っているのか、どう感じているのか、徐々に口に出せるようになってきた方法です。
この記事に次のことを書きました。
- 子どもと一緒に行う、思っていることを口に出すトレーニング
大人が何故?と子どもに聞いてあげるだけ
トレーニングといっても、簡単なことを繰り返すだけです。事前準備や話法を覚えたりする必要はありません。
その方法とは、子どもと話している時に「それはどうして?」と親が聞いて、子どもに答えてもらうだけ。
とても当たり前に感じることですが、既に大人は察する能力が身について、それをある程度高めてしまっているので、敢えて「何故?」と聞くことが大切です。
この「問い」を、ときどき投げかけてあげるだけで、子どもが自分の気持ちについて、考えるようになっていくと考えています。
子どもは自分の気持ちが相手に伝わっているつもりになっている
親が 「何故?」と子どもに質問するこのやり方は「子どもは自分の考えていることが相手に通じていると思っている」ことに着目しています。
同じ家に家族として一緒に住んでいるので、子どもは細かいことを言わなくても自分の言いたいことが伝わっていると思うのは自然なことですよね。
しかし、敢えて「え?何のこと?」と親が聞き返して、子どもに今何を考えているのかを口に出してもらうのです。
これを繰り返していくと、こちらが聞き返さなくても、自分がどう考えているのかを子ども方から話してくれるようになる、そう期待しています。
食事中の「お母さん、お茶」の場合など
食事中の会話を例に考えてみましょう。子どもが「お母さん、お茶」と言って、お茶を欲しがったとします。
親はすぐに応えず「お茶をどうするの?」「お茶を持ってくるの?」「お茶はこのボトルに入っているよ」と聞き返します。
子どもにもっと具体的なことを話してもらえるように誘導するわけですね。これをしつこくやってしまうと、逆効果になってしまうので、我が家では一度聞き返すだけに留めています。
それでも、こちらの期待する具体的な表現が出てこない時は親の方から、こんな風に言ってねと誘導するくらいの緩い対応をしています。
まとめ
子どもと一緒に行う、思っていることを口に出すトレーニングについて、我が家で取り組んでいる方法を紹介しました。
自分も色んな言葉を省いて、話してしまう方なので、子どもに教えると同時に、改めて勉強するような感覚で取り組んでいます。染みついた癖は矯正するのが難しいですね。
それではまた、ベタオシでした。

C/C++で組み込み系ソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。怪しげなデジタルガジェットが大好きです。