みんな無意識で見分けている。ググった結果がゴミだらけ。
この記事はネットで検索する時に注意しておきたいことを書いたものです。約4分で読むことができます。
検索結果を無条件で信じるのはやめましょう。上位に表示されていても、中身なんてほとんど無くて、ただ目立つように工夫しているサイトやコンテンツもたくさんあります。
これらは検索エンジンがどれだけ賢くなっても、抜け道を見つけて、上位に出てきます。
何で目立つようにしているの?
たくさんの人がサイトを閲覧してくれるようにするためでしょう。人が集まれば広告費を稼いだり、商品を売ったりしやすくなります。
それなりに多くの人が出入りするようになると、サイトが雑に作られていても、広告や商品販売が成立するため、サイトの記事があまり精査されたものになっていないのだと僕は考えています。
検索エンジンを利用する側としては困りますよね。目的があって調べものをしているのに、人がたくさん集まればそれでOKという考えのサイトばかりが目立つようになっている状態になっているのは。
中身の薄いサイト見ないようにするにはどうする?
初めに、サイトに書かれている文章が誰のものなのかを見ましょう。プロかどうか分からない、サイトコンテンツを作り続けている人なのか?その道の経験豊かなプロなのか?
サイト運営が得意な人と、その道で10年以上の実績を積んできた人、当然後者の方が深い知識を持っていますし、経験も豊富です。その道に精通していることが示せない人の情報を受け取る時はやや慎重になっても良いかもしれません。
次に、サイトに書かれていることに対して、それって本当なの?と思ったら、自分も同じデータを入手できるのかチェックするのです。
どこから入手したか分からない、個人の主観だけの情報は信憑性が低いです。しっかりした調査が行われたデータに基づいて書かれているものが望ましいですよね。
それから、たくさんの人の意見を比べてみましょう。ネットでは自分の見た情報がみんなの意見であると錯覚してしまう場合が多いです。
本当にみんながそう考えているのか?違うサイト、SNSで確認してみるのです。すると、声の大きい人が一人いるだけなのか、多数の人が同じことを主張しているのかわかります。
もう一つ。これは僕の主観的な意見なのですが、ウェブサイトのURLを見てみると、ちょっとした気づきになります。
サイトで取り扱っている情報とかけ離れたジャンルの名称が使われていたり、企業が運営するには胡散臭すぎるネーミングだったり、なんだか怪しいものをよく見かけるのです。
日本語やローマ字読みのサイトURLはできるだけ関わらないようにしようと思ってます。
これからどうなっていく?
胡散臭いサイト、胡散臭いコンテンツを取り除くことが出来ない状態が続くと、信用できる人や信用できるサイトに見るべき情報を教えてもらおうと人が集まっていくかもしれないですね(一部、既にそうなっているところもある気がしますけど)。そして、無料で参加できるところより、有料のグループの方が信憑性が高くなるかもしれないですね。
もちろん、誤りがあればそれを認めて謝るくらいの誠実さがあって、聞き手に損をさせない、そんな情報が発信できることが前提になってきますが。
まとめ
検索エンジンで調べものをする時、検索結果をそのまま信じない方がいいというお話でした。
たくさんの人が来てくればよいと割り切って、あまり有益な情報を載せていないサイトが目立つようになっているためです。
こう言ったサイトに振り回されないように、どこを見て避けたらよいのか、僕なりの方法を紹介しました。
検索結果に、ユーザーにとって望ましくないサイトが含まれる状態が続くと、検索エンジンを使うのではなく、信憑性のある情報を提供してくれるところ人やサイトへ人が集まっていきそうだと僕は考えています。

C/C++で組み込み系ソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。怪しげなデジタルガジェットが大好きです。