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スマホアプリが不完全な状態で公開されるのはどうして?

2019-11-24雑記

どうも、ベタオシです。

  • 「スマホアプリって不完全なものが多くない?もっとしっかり作って欲しい」
  • 「アップデートがどんどんきてウザい」

こう思ったことありませんか?僕は何度もあります。実はアプリが不完全な状態であっても公開されるのはちゃんと理由があるのです。

その理由を知ると、ほんの少し寛容になれるかもしれません。まぁ大目に見てもいいかな?という程度ですが。

この記事には次のことを書きました。

  • スマホアプリが不完全な状態であっても公開される理由について。

僕はソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。分野は違いますが、ソフトを開発して公開するまでの経験も10年以上となります。

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アプリ開発には時間とお金がかかる

皆さんもなんとなく分かっていることですが、アプリ開発にはお金がかかります。僕は業務でアプリ開発を行ったことがないためどのくらいの規模なのか分かりませんが、数十万から数百万くらいかかるのではないでしょうか?大掛かりなゲームの場合は数千万~億までかかっているかもしれませんね。個人製作でないアプリ開発にはとにかくお金がかかるということですね。

加えて、費用の他に時間も必要になります。アプリの内容次第で大きく変わると思いますが、完成形まで作り込むとしたら1年くらい作業が必要になるものも多いのではないでしょうか?ちょっとしたカメラアプリでも、様々な機種が存在するAndroidスマホの場合、とにかくチェック作業に追われてしまいそうですね。

早くユーザーへアプリを届けることにメリットがある

アプリの提供元はほとんどが企業だと思います。企業である以上ビジネスをしているわけですから、競合他社との競争があるはずです。シェアの獲得や自社の売り上げのためにも出来るだけユーザーへアプリを届けることにメリットが出てきますね。

僕もソフトウェア開発の仕事をしているのでわかることなんです、アプリの作り手側(企画者や開発者)はユーザーの気持ちを正確に分かっていない場合があったり、逆にユーザーが作り手側の考えている便利さに気づけない場合があります。こういうケースがしばしばあるため、作り手側としてはアプリの規模が大掛かりになる前に、ユーザーに寄り添ったものを作っているか確認したいと考え、アプリを早くから公開します

アプリが完成してからユーザーの反応をうかがってみたら、どうもイマイチな場合、手直しに多くの費用と時間がかかってしまいます。

アプリ開発は作って公開を繰り返すスタイルが主流になっている

これまで紹介してきたように、ソフトウェア(アプリ)は完成形まで仕上げる前に、一区切りできるところまで作成しユーザーへ公開、再び一区切りできるところまで作成しユーザーへ公開ということを繰り返す開発手法(アジャイルソフトウェア開発)が主流になっています。

この開発手法に則って、オプション機能やコンテンツ追加を行い、アプリを公開していくと、冒頭の疑問にあった「アップデートがどんどん届いてウザい」という状態になりますね。

また、アジャイル開発で予定している開発の他に、ユーザー要望に応えたり、バグを修正する場合もアプリがアップデートされます。ある程度大掛かりな規模のソフトウェアになると、バグが全くない状況を作ることが難しくなります。アプリの根幹に影響が無ければ、修正されないままのバグもあるでしょう。実際、いつまでたっても直されないバグがあるアプリを見たことがあります。

まとめ

スマホアプリが不完全な状態であっても公開される理由について紹介しました。

次々にアプリがアップデートされるのは製作者、ユーザーどちらにとってもメリットがあることでしたね。ユーザーの皆さんにはアプリのアップデートをサボらない方が損をしない様です。

それではまた。ベタオシでした。

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2019-11-24雑記

Posted by M