代用品で済ますと痛い目にあう。長く使うものにはお金を惜しまずお金をかけた方がよいと思った経験。
この記事は格安でない商品を購入する時の考え方、在宅ワーク環境について経験について書かれています。およそ四分で読むことができます。
会社が在宅ワークへ向けて本格的に動き出したため、オフィスへいかなければできない業務以外は在宅ですることになりました。
僕の自宅の仕事環境は三月末に会社から指示を受けた時に作った、急ごしらえの粗末なものでした。そのため、それから約二か月半経過した今になって、様々な弊害が出てくるようになりました。
在宅ワークで見えてきた課題
在宅ワーク時、僕はダイニングチェアに座って仕事をしていました。このダイニングチェアはおよそ7年ほど使っていて、あちこちくたびれてきています。価格もどちらかと言えば安いものでした。
そのため、長期間使う想定ではなく、長時間使用する想定でもないためか、在宅ワークを続けるうち、体への影響が出始めました。
一時間も座り続ければお尻は痛くなり、腰も辛くなってくるのです。椅子のせいではないかもしれませんが、肩こりや首の疲れも感じるようになりました。
課題が解決できそうで、質の良さそうなものを探す
会社のオフィスで使われる椅子ではこのような状態にならなかったので、安っぽく見えていたオフィスチェアでもそれなりに真っ当なものなんだと思います。ネットで調べてみると、僕が思っていた価格より高額だったので、手ごろな価格なら自宅にも購入するという考えはなくなりました。具体的な数字は書きませんが、5万円以上の価格だったので、僕はビビってしまったのです。
価格と効果のバランスがよいものは無いか?とネットで検索していると、ゲーミングチェアというものがあることを知りました。その名の通り、座ってゲームをすることに焦点を当てたものです。
商品のレビューは別の機会にしますが、腰や首、肩などの疲労を軽減するとあるので、試してみることにしました。価格も格安というわけではありません、オフィスチェアよりはリーズナブルですが、ホームセンターにあるような汎用品の二倍以上になります。
効果はどうなったのか?お尻が痛くなることはなくなり、腰への負担も軽減されています。首や肩の疲労も少なくなっているように感じます。腰や首や肩については既に痛んでいるので、しばらく様子を見て、改めて評価をしたいと思いますので、今はそう感じますとだけ書いておきます。
低価格な代用品で済まそうとした経験から学んだこと
今回のダイニングチェアからゲーミングチェアへの買い替えと、それを使用して感じた効果から、長時間・長期間使用するものは、それなりの価格のものを選択することが大切だと考えるようになりました。
長期間の仕様については三年後、五年後にならないと分からないので、ここでは「一日に利用する時間が多いものは」というニュアンスをお伝えしたいです。
そのほかの例を挙げますと、スマホ、パソコン、靴やカバンなどで同じような経験をしています。
これらのミドルクラス以上のものは、長持ちするのは当たり前で、体の負担が減ったり、使い心地がよかったり、機能的だったりする、見た目もいい等の良い結果をもたらしてくれます。
もちろん、安く購入できるものであっても、快適に使うことができるものはありますが、たくさん売られている商品の中から一つ一つ見分けている時間はありませんし、選択に失敗したくありませんよね?そんなわけで、ミドルクラス以上の商品群の中から選ぶのです。
もし、商品の目利きや何度かの選択ミスといった試行錯誤も楽しめる方なら、安く購入できる商品の中から当たりを探す方法をとってもよさそうですね。
ここまでミドルクラス以上の商品から選ぼうと書いてきましたが、注意しておきたいこともあります。値段がそれなりに高い商品はだいたい良いものである、と信じてしまうことは避けたいです。
自分の目で見て、触って、情報を集めることは絶対に必要で、これを省略してもいいということではありません。必ず、自分に合っているか、自分が欲しいと感じるか、そんな感覚的なものも含めて判断したいです。
まとめ
安価なダイニングチェアを使って、在宅ワークを続けていたら体のあちこちに負担がかかってしまいました。長時間の使用を視野に入れたゲーミングチェアを購入してみたところ、短期的な改善を感じることができました。長期的な効果については最低1,2年使用する必要があると思います。
一日に何度も利用するもの、長い時間使用するもの、長い期間使い続けるもの等はミドルクラス以上の商品から選ぶと、快適になることが多いです。
もちろん、ミドルクラス以上ならどんな商品でもOKではなく、自分で見たり、聞いたり、試してみたり、ネットで情報集した結果から、総合的に判断して選ぶことは重要です。

C/C++で組み込み系ソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。怪しげなデジタルガジェットが大好きです。