持て余し気味。我が家のchromebookの使い方
「chromebookに興味があるけど、どんな使い方をすると便利なのか知りたい」
「chromebook購入の参考になる体験談を読みたい」
こんなリクエストを持っている方向けの記事です。
以前の記事で、chromebookは次のような使い方をすると便利だと書きました。
- ウェブサイトを見る
- ウェブサービスを利用する
- ちょっとした文章や表計算をする
合わせて、不便な場合も載せています。
- 写真や動画の編集をする
- プログラミングをする
- オンラインゲームをする
僕は二年ほどchromebookに触れてみて、自分の生活に合った使い方に落ち着いたので、その使い方を紹介したいと思います。chromebookに興味を持っている方の参考情報になれば幸いです。
この記事には次のことを書きました。
二年間の使用を経てたどり着いた、chromebookの使い方
我が家のchromebookについて
初めに、我が家で使っているchromebookの紹介をします。スペックを羅列すると次の様になります。
- 10.1インチディスプレイ、解像度1366×768(タッチ可能)
- エントリークラスのCPU(ファンレスのため無音)
- メインメモリ4GB
- ストレージ容量32GB
- 360度ヒンジがあるのでタブレットモードが可能
- USB-Aタイプが2口
- 専用のACアダプタ
- SDスロット付き
購入時としてはメインメモリの容量が多いことに惹かれました。他のモデルは2GB搭載のところを4GBだったので、どんな作業をするにしてもメモリは多い方がいいだろうと、考えたわけです。
メモリ容量の少ないモデルを使ったことが無いので、違いを感じることは出来ませんが、精神的に満たされていたような気がします。
起動は速く、レスポンスも悪くない使い心地でした。ストレージ容量が少ないですが、SDカードスロットがあるため、問題にはならないだろうと考えています。これまでのところ、SDカードが必要になったことはありません。
画面解像度は使っていて気になりました。高解像度のスマホを見慣れているたまなのか、Kindleでマンガを見ていると画像が荒く感じます。これは気のせいでは無くて、本当に荒く表示されているためでした。
見る専門のガジェットに落ち着いた
先ほど紹介したchromebookの主な使い方は「見る」ことです。
Kindle電子書籍を見たり、YoutubeやAmazonPrimeビデオ、dアニメストアなどで動画を見ることが使い方の八割以上を占めています。
この使い方になった理由は非常にシンプルです。10インチの画面サイズが僕の使い方にちょうど良く、バッテリーの持ちも非常に優秀だったからです。
膝の上に載せて動画を見たり、タブレットモードにして電子書籍を見るのに10インチはピッタリです。バッテリーもとても長く持ちます。スキマ時間に30分~1時間くらい使う程度なら5日間は充電しなくても大丈夫です。ゴールデンウイークに持ち歩きましたが、約6日間の外出でも充電する必要はありませんでした。
「見る」以外の使い方はどうなの?
もちろん問題なくできます。けれど、新しく出来るようになることが無いので、実はスマホで十分じゃないかと感じることがたくさんありました。
SNSを見たり、メッセージのやりとりをしたり、Amazonや楽天市場で買い物をしたりする場合はchromebookを使うより、スマホでやった方が簡単にできます。
chromebookのブラウザはPC扱いなので、大きな画面で商品を見比べる場合に有益な気もするのですが、スマホの手軽さには勝てないと思います。
ブログ作業に使っていたが好きになれないことがある
「見る」ガジェットに落ち着く前はchromebookでブログ書きをしていました。けれど、どうにも好きになれないことがあって、使わなくなりました。
僕が好きになれない事は「キーボードのキー配置」です。
10.1インチのディスプレイにあわせた本体サイズなので、どうしてもキーボードが特殊なデザインになってしまうのは仕方のない事だと分かっています。でも、好きにはなれない。
何故、キーボードのキー配置にこだわるのかと言えば、仕事でプログラミングをするからです。長い時間タイピングをすることになるため、ミスタイプを失くすことで効率が上がります。そのために、いつも同じキーボードを使いたいと考え、職場と自宅で使うキーボードは同じメーカーの同じ型のものに合わせています。
こんなこだわりを持っているので、変則的なキー配置のchromebookはあまり使いたくないと判断したわけです。キー配置がおかしいものはWindowsノートパソコンでも見かけるので、chromebookがダメということではありませんよ。
キー配置がおかしなものを使うようになると、体で覚えているCtrlやAltなどの位置が狂ってしまうかもしれませんから、出来るだけ避けたいわけです。
いつでも同じキーボードを使うようにするとミスタイプがなくなり、ストレスが軽減するので、キーボードに長時間触れる仕事の方はいつでも同じものを利用することをおススメしたいです。
このこだわりは「達人プログラマー」という本からヒントを貰いました。
“プログラミングに使うツールを一つに絞って、それを徹底的に使いこなす方が、様々なツールを使うより、作業効率が上がる”
書籍: 達人プログラマー 職人から名匠への道 Andrew Hunt (著), David Thomas (著), 村上雅章 (翻訳)
というような内容だったと思います。
ブログ作成用途にもchromebookを使っていたのですが、本体サイズの制限のために特殊な配置のキーボードだったため、個人的なこだわりが邪魔をして使う気にならなくなってしまいました。
もちろん、人間側が上手く順応すればいいでしょうが、職業柄キーボードやマウスを長い時間使うので、できるだけ自分が気に入ったものをいつでもどこでも利用したいと考えているのです。
まとめ
二年間の使用を経てたどり着いたchromebookの使い方と、何故ほかの使い方をしないのか、について紹介しました。
ディスプレイサイズとバッテリー持ちが自分の気に入った部分でしたが、ファンレスもなかなか捨てがたいと思っています。ノートパソコンのファンってどうしても耳障りなものが多いですから、無音なのはとてもありがたいです。

C/C++で組み込み系ソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。怪しげなデジタルガジェットが大好きです。