おもちゃをねだる子どもへの我が家の対応
どうも、オシダイです。
「子どもが何かをねだり始めると、上手く収拾できなくて、いつも力尽くでダメだと言い聞かせてしまう。もっとスマートに解決する方法は無いだろうか?」
これは最近の僕が思っていることです。この悩みに対して、我が家で試していることがあるので紹介します。まだまだ改善点はありますが、子どもに上手く通じる場合が多いと思っています。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 何かをねだる子どもに上手く言い聞かせる一例
どうして子どもは急に何かをねだるのか?
どうして子どもは急なおねだりをすることがあるのでしょうか?大人でも一目惚れしてしまう商品はありますが、それと同じものなのでしょうか?
息子の様子を見ていると、急なおねだりのきっかけは「広告に魅せられている」場合がほとんどです。テレビやネットでおもちゃを見かけた時、街を歩いている最中にファストフードやファミレスの看板を見た時など、頭の中で突然浮かんできたわけではなく、視界や耳に入ってきたものに、欲しい気持ちが呼び起こされてる様に見えます。
「急に」始まるのはどうしてなのでしょうか?
これも息子の様子から自分が読み取ったことですが、今やっていることが自分主体であるか、ただ連れられているかの違いの様です。ショッピングモールでおもちゃ屋に向かっている時はアイスクリームやファストフードの店の前を通っても全く反応しませんが、親の買い物に付き添う場合はジュースやアイスクリームが欲しいと言い始めます。
しかし、食後や疲労で眠い等の場合は他人の用事に付き合っていたとしても、おねだりはしない様です。
何かが欲しいとねだり始めた時の我が家の対応
我が家では原則として予定にないことはほとんどやらない様にしています。そのため、外出する時は「今日はXXXに行くよ(XXXを買うよ)」と子どもに伝え、おねだりされたとしても「今日はXXXするだけよ」と受け流し、強く言い聞かせることはしていません。
それから、息子には欲しいものリストを作ってもらいます。自分が欲しいと思っているものを書き出しておくだけです。自分で書いたことはよく覚えているので、外出先で息子にリストのことを聞くとすぐ答えてくれます。
もしなにかをねだり始めたら、ねだっているものがリストの中で一番欲しいものなのか考えてもらいます。一番なら次回欲しいものを買うイベントで買ってみようと話をし、それ以外なら順番を変えてもらうことにします。
これで自戒を楽しみに待ってくれればいいのですが、なかなかそうもいかない場合があります。そういう時は息子が「どうやら買ってもらえない様だ」と諦めるまで聞き役に回ります。何故欲しいのか、具体的に欲しいのはどの部分か、次じゃダメなのはどうしてか、代わりのものじゃダメなのか等。
その他に、お菓子やジュース食べようかと提案し、欲しいものから注意を離すこともやっています。これは子どもの自制心と将来の社会成果に関連があるかを調べるマシュマロテストを参考にした方法です。テスト中にマシュマロを我慢できた子どもたちはマシュマロを見ない様にして我慢し続けたのです。我慢できなかった子どもたちはマシュマロを見ていたり、触ったり匂いを嗅いだりして、マシュマロから注意を反らすことができなかったそうです。
まとめ
急に何かをねだり始めた子どもに上手く言い聞かせる方法を紹介しました。「欲しい」気持ちを引き出す広告のチカラに改めて驚きました。なんでもダメダメ言うつもりはないのですが、いつでも買ってもらえると思われるわけにもいかない、とても難しいですね。
それではまた。オシダイでした。

C/C++で組み込み系ソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。怪しげなデジタルガジェットが大好きです。