相手がホッとできるかもしれない声掛け「僕は好きですよ」
この記事は自己肯定感が低い方になんて声をかけたらいいのか知りたい方向けのものです。約2分で読むことができます。
自信がまるで無い人や「自分なんて…」と自分を下げる表現をよく使う人を、褒めてあげたいと思ったら「自分は好きだよ」と伝えてあげるとよいなぁと感じたので、そのことについて紹介します。
何故こんな話を書こうと思ったのか
仕事で初めて会った方とペアを組むことになったのです。その方とコミュニケーションを取っているうちに、相手がとても控えめで、謙虚を通り越して、どんどん自分を下げていく、自己肯定感が低いタイプなのではないかと感じました。
僕は、そんなことはない、あなたは今のままでも十分素敵だ、と伝えたかったのですが、何て言えばいいのか困ってしまいました。
そうして困っていた時に、とっさに出た言葉が「僕は好きですよ」だったわけです。
相手がすぐ晴れやかになったわけではないのだけど、機嫌よさそうにしてくれていたので、あっ!と思ったのです。
どう考えていたらそんな言葉が出てくるの?
良い悪いという考え方では必ず、敵と味方を作ってしまいます。敵と味方を作ると、敵を滅ぼすために攻撃的な行為をしてしまいがちなので、好きか嫌いかという考え方もしてみてはどうか?という内容のネットラジオを最近聞いたので、こんな考えが出てきました。
「自分なんて」と考えがちな人は自分が悪いことをしているような気分になってはいないだろうか?それなら、良い悪いという考え方は置いておいて、周りに自分のことを受け入れてくれる存在がいますよ、と伝えてあげられたら、少しくらい晴れやかな気持ちになるのではないかと思ったのです。
事例から僕が感じたこと
相手の話していることが正しいとか間違っているとか伝えるのでは無く、自分が相手のことを好きなのか違うのかを伝えるやり方が、コミュニケーションを円滑にする方法の一つとして良さそうですね。
これは大人同士のコミュニケーションだけでなく、子どもとのコミュニケーションにもよいかもしれません。お父さんお母さんはあなたのことが好きだよと普段から伝えていれば、子どもにとって自宅が安心できる場所になり、身体的にも精神的にもリラックスできるようになるのではないでしょうか。家の外で辛いことがあっても、帰宅すればチカラを抜いて、のんびりできる、そんな場所って大切だと思うのです。
まとめ
「自分なんて…」と自己肯定感が低いような表現をする人に「今のままで素敵なんだよ」と伝えたいと思ったら「自分は好きですよ」と言えばよい、というお話でした。
世の中みんなに受け入れられているよ、と伝えるのは難しいですが、目の前で話をしている自分はあなたのことを良く思っているよ、と伝えるのは比較的簡単ですよね。
何かを大きく変える効果があるわけではないと思いますが、ほんの少しでも、その人が気分よく過ごすことができるなら、言ってみてもいいですよね。

C/C++で組み込み系ソフトウェア開発の仕事を10年以上やっています。怪しげなデジタルガジェットが大好きです。